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2007年10月12日 (金)

最後の仕上げ!機関士さんチェック!

高崎の機関士さん同じく高崎の機関士さん

筐体と合体したSLシミュレータは、ハードもソフトもほぼ完成状態。となるとうちの会社としてはおなじみの、ある行事を行わなくてはなりません。
そう、運転士チェックです。(SLシミュレータの場合は運転士ではなく機関士チェック??)
今回のSLシミュレータは元蒸気機関士でもある館長代理の荒木氏にほぼ監修してもらっているため、かなり順調に制作が進んだ上、性能面に関しても荒木さんの相当なこだわりが注がれているためリアルなものが出来ています。
ただ、やはり元蒸気機関士である以上それは昔の経験。現役の機関士にしかわからないこともあるというわけです。
というわけで現役の蒸気機関士の方々2名をお招きして、シミュレータの仕上げチェックをしてもらいました。チェックしていただくのは前回の高崎での取材で実際にD51を運転していた機関士さんです(写真左側の機関士さんはSLシミュレータ開発記の第五回に掲載されている写真の方です)
チェック期間は二日間を予定して、さっそくプレイしてもらいました。D51シミュレータに実際に乗ってもらうと、やはり挙動や音のリアルさにまず驚いてくれます。(この驚いてくれるということが製作者としての喜びにもなります。笑)
ただ、やはり実物と違って多少感覚が違うのか、最初のプレイでは頻繁に空転を起こします。しかしそこはプロの機関士。すぐに適応して上手い運転を見せ付けてくれます。あの連続勾配すら難なく上ります。
運転しながらプロの鋭い目でチェックも入ります。「加減弁を開けたり閉めた時のシリンダー圧力の反応が遅い」等と指摘され、即修正に入ります。
しかし、本物の蒸気機関士が運転して、「遠方進行!!」「進行!!」「閉める!!」等と喚呼が飛び交っているのを見ていると、本当に実際のD51に乗っているかのような錯覚に陥ります。
ぶっちゃけドラマとか映画のロケに使えるんじゃないかと思えるぐらいのリアルな状況です(となりに209系がいますが。笑)

シミュレータのシステムに感心する機関士さんたち

巧みなブレーキさばき。さすが現役! こうしてみるとまるで実物?

チェックで何か指摘され、すぐに修正するという作業工程を行い、やがて特に指摘も無くなりOKとなりました。
終わったあと機関士さんに話しを聞いたところ「物凄く緊張した」とのこと。また、「これなら訓練用としても成り立ちますよ」とまで言ってもらえました。実際にこれからの若い新米機関士さん達がこのシミュレータで訓練してくれたらこちらも喜ばしいことです。
逆にこのシミュレータをやったことによって蒸気機関士を目指す人も出るかもしれませんし。

 

あと、この数週間後に懸案だったATSが実装されました。作動する駅は宮守駅と遠野駅手前です。
実際に動作している様子をご覧ください。


宮守駅手前のATS-S型動作の様子


遠野駅手前のATS-S型動作の様子

ただ、必ず作動するのではなくマニュアルで設定しない限り作動しません。運営基準が固まるまではATSの操作は行われないかもしれませんのでご了承ください。

 

さぁ、いよいよ鉄道博物館が開館します。
足掛け3年となったこの企画。音楽館史上最強(最凶?)となったSLシミュレータ。
ぜひ足を運んでプレイしてみてください!

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